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Mensch, achte den Menschen

by 死んだ方がまし

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1.
敬礼 自らを癒しそして殺す 鉤十字の玩具と同化して 先走った汁を垂らした自己愛を 穴という穴に入れて自慰行為 凌辱を餌に 抑えきれず 擦っては肥大していく 蠢く気色悪い自己愛を 何度も果ててはまた弄り出す 固くなって動けない 固くなって動かない 固くなって動けない 固くなって動かない ドロドロの差別に塗れた 白濁の海に溶け出して 嫌悪も憎悪も妄想も お前に還ってまた射精する 固くなって動けない 固くなって動かない 固くなって動けない 固くなって動かない 繰り返す自己愛の自慰行為に 濁った意識は赤く擦り切れ 血が滲んで痛み出しても サルみたいに止まらない ある朝 空を見た 青さに気が狂った
2.
あなたに射す眩しい光 私達にとって暗い祈り 両手を掲げ 両手を 彼方に去る愛しい日々に 狂おしい喧噪 天を焦がし 両目を焼かれ 両目を あなたに射す眩しい光 私達にとって暗い祈り 両手を掲げ 両手を 諦め響く虚しい怒り 正しさの在り方さえ曖昧に 両目を焼かれ 両目を 服従の世界観にこの身を委ねて 虐殺の夜に降る生ぬるい雨に打たれて それでも信じる それでも信じている 神様の消えた時代に黙示録が訪れ 世界は荒廃する 世界が交配する 眼球に震えて 真実に悶えて 服従の世界観に全てを委ねて 虐殺の夜に降る生ぬるい雨に打たれて それでも信じる それでも信じている 神様の消えた時代に黙示録が訪れ 世界は荒廃する 世界が交配する
3.
銃座に鋼鉄の鎖で足を 繋がれた兵士たちの絶望は 黒い底なしの土に埋もれて 最後には歴史に消えていく 誰も知らない白黒の世界 見たことない太陽が昇る 異国で傷つき倒れガソリンを かけられた兵士たちの絶望は 高い空に上り 何もかも全ては 雨に変わり歴史に消えていく 誰も知らない白黒の世界 見たことない太陽が昇る 誰も知らない白黒の世界 見たことない太陽が昇る 誰も知らない白黒の色の無い世界に 見たことない太陽が昇る 暴力の荒野に昇る冷たい太陽 誰もが心を焼かれ正気を失う 流血の赤に染められた白黒の大地 知らない 知らない 僅かに残る人間性の欠片
4.
嘲りの自慰に支配されて 知性は砂漠に変わる 恥知らずたちは望んでいる 光るガラスの夜 奴を生んだメス犬がまた発情している 底に沈んで精神は荒野に変わり果てる 傍観者たちは見過ごしている 心汚す破壊を 奴を生んだメス犬がまた発情している 奴の寝床は汚い欲望で満たされ始めている 嘲りの自慰に支配されて 知性は砂漠に変わる 恥知らずたちは望んでいる 光るガラスの夜 奴を生んだメス犬がまた発情している 奴が生まれる時代がまたそこまで来ている
5.
息をするたびに 震える手足の発症に 脳幹を叩く 舌なめずりする好奇の目 軽蔑と侮蔑のナイフ 人間性を切り裂いて 絶望した血溜りの底 怒り全て恨んだ 聳える無数の雑踏に 崩壊した自我は 極彩色の暗闇へ 火遊びの季節は巡り 純潔の意思を道連れに 死に方ばかり探している 怒り全て恨んだ 妬み全て呪った 悲観と強迫観念が 俺の頭を撃ち抜いていく 誰にも見えない妄想が 俺の体を貫いていく 対岸の花火 見てたら火事 熱にフレて 蠢く汚ねぇ影 しけった爆竹 投込む紅世 静か弾け 灰に消えた
6.
不条理、憤りを貪り食べる 矛盾を吸い込んで喉を流れ 怒りが伝う 肺の中 蹲っては爪を砕いて 泣いてばかりの 嘘を吐いては声を殺して 病んでばかりの 美しい世界では 憎しみと差別が美徳になって 虚しさの支配と やるせなさだけが充満していた 時代の渦に立ち竦んだままで 白日を眺める夜が来て 光を浴びる 真っ暗な 不誠実の種 芽を吹きだして 花をつけている 嘲笑ってはそれを力に 造花 咲き乱れている この惨状を見れば分かるだろう 美しい国では魂が腐っていく 自発的な服従と文化の衰退 批判力の弛緩と自己正当化 この現実を見れば分かるだろう 美しい国の腐った風景を だから各個人は この最後の時に 責任を自覚して 無責任な暗い衝動や 始末に終えない内心の腐敗に できる限りの抵抗を 美しい世界の中で魂をコピーした 不条理、憤りを貪り食べ散らかしている 白日を眺める夜を迎えて 光を浴びる 真っ暗な 美しい世界の中で魂をコピーした 腐った魂をコピーして また美しい世界に生まれ落ちる 初めて見た光景は 綺麗な花が咲き乱れて いつかどこかで見た造花の未来 堕落した卑屈さの中に没してしまうならいっそ 誕生だけは無かったことにしたかった 何も変わらないならこの話は 全て終わり
7.
変わらない風景の中で 世界の終わりを身に纏い 終わらない光景の夜に 無表情な音に耳澄ます 降り注いだ見えない死を踏みしめて 夜が全身を貫いていく 終わらない 言い訳と欲望を 象牙の塔に身を隠し 積み上げた嘘の殻の中 世界の終わりに目を逸らす 降り注いだ見えない死を踏みしめて 夜が全身を貫いていく 降り注いだ見えない死を踏みしめて 夜が全身を貫いていく 変わらない風景の中で 世界の終わりを身に纏い 終わらない光景の夜に 無表情な音に耳澄ます 降り注いだ見えない死を踏みしめて 夜が全身を貫いていく 降り注いだ見えない死を踏みしめて 夜が全身を貫いていく
8.
病気X 02:40
奪われたままに消え去る 吐き出す息も 汚され苦しくなる 吸い込む空気も 全てを笑い 善に目を閉ざし 終わりの道を自ら歩く 踏み躙られて砕ける 曖昧な意思は 声無いまま見失う 言うべき言葉も 虚構を夢見 過去に目を閉ざし 偽りの誇りが蔓延る 腐臭を放ち 嘲笑に歪む顔は 惨めに誰かを憎んでいる 或る病に感染している 或る病が蔓延する 全てを笑い 善に目を閉ざし 終わりの道を自ら歩いて 築いた理想は崩れさり灰色の空は この国の病 映している
9.
精神の夜に月明り下界を照らし 影 落ちている 足元の影は底のない深淵となり ただ堕ちていく 衝動的 お前はまた叫んでも 感情は何度も痛みに支配される 暗い好奇心が禁じられた遊びに耽り 麻痺し続ける また昇汞水を射ち込んだみたいにやがて 終わり夢見る 衝動的 お前はまた叫んでも 感情は何度も痛みに支配される 欲情湧いて 乱れても 情動はこれでも誘惑に抗っている 天頂の月がまた輝く 精神の夜に 天頂の月がまた輝く 精神の夜に 罠にかかり深み嵌り落ち 天頂の月がまた輝く 精神の夜に
10.
秩序を統べる代表者 気取りながら 憑依する体制が 頭の中 欲望映したモラルを掲げながら 自分勝手な世界を作り上げる 欲求する 臨陣格殺の権利を 肥大化していく自我に平伏して 理性は顔を隠す 肥大化していく自我に平伏して 知性は顔を隠す 秩序を統べる代表者 気取りながら 憑依する体制が 頭の中 欲望映したモラルを掲げながら 自分勝手な世界を作り上げる 要求する 臨陣格殺の権利を 肥大化していく自我に平伏して 理性は顔を隠す 肥大化していく自我に平伏して 知性は顔を隠す 始まり ただ放棄する思考 終わりはただ湧いてくる欲望 始まりは 終わりは 始まりただ放棄する思考 考えもない 考えもない
11.
然り 04:09
祈り 望み 願い 迷い 憐み 天啓 未だ降りてはこない 終わりなき苦しみ 哀しみ 空虚に映る現実だけが 人間は地獄と腕を競い悪魔に教えを施した これほどの悪夢とこれほどの惨劇とこれほどの戦いを 誰が欲したというのだろうか 救い 光 未来 輝き 真実 誰も知ることはない 限りない痛みに戸惑い 運命 やがて流転していく 最後には救済されるなら天国への道は これほどの苦痛とこれほどの侮辱とこれほどの恐怖が 全て伴うというのだろうか 我が子が焼かれても神は沈黙している 我が子が焼かれても神は沈黙している 我が子が焼かれても神は沈黙している 我が子が焼かれても神は 課せられた試煉か 声が聞こえない 何も聞こえない 信仰と告白 残酷に響く 煉獄の中に 全て祈る声は 意識の上

credits

released April 8, 2017

recorded February to December 2016 at RDS Hachioji / Kichijoji by Miho Miura.

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死んだ方がまし Tokyo, Japan

死んだ方がまし (pronounced as "shindahogamashi")
Tokyo Blue Days Punk since 2012.

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